今の時代は「良い商品」だけでは売れない

今年はコロナウイルスの影響でイベント系商品は厳しいだろうという状況の中、七色良品の「ハロウィンバルーン」販売数が好調だった理由の一つとして、他商品との「差別化」と言いました。

そこで今回は、今の時代はどのような商品が売れるのかをテーマに「差別化」すべきポイントをお伝えするという、専門的な内容でお送りしたいと思います。

世の中は膨大な情報量で溢れている

今日までのインターネットの発展・普及は大きく分けて、

　① 1994年頃までの「インターネット黎明期」

　② 1995年～2000年頃までの「インターネット普及開始期」

　③ 2001年～2010年頃までの「定額常時接続の普及期」

　④ 2011年以降の「スマートフォンへの移行期」

と大きく４段階に分かれております。

そして、一部の情報によると1996年のインターネット普及開始から最新の2020年までの間で、

情報量は73万倍まで膨れ上がりました。

#はっきり言って見当がつかないよ

一昔前は情報を知るためには新聞・TV・ラジオでしたけど、今はスマホ一択ですよね。

それに「AI」「IOT」「５G」と次々と新しい産業も出てくる中で情報量はより多くなるでしょう。

「良い商品」ができるのは当たり前

これだけ情報が出てきている世の中ですので、一般的な「良い商品」を作るためにはネットで検索すれば色んなところから正解が出てきます。

良いも悪いも、今の時代は情報が溢れすぎている影響から、正解を出すことが「当たり前」になってしまいました。

そんな中でも需要量が変わることはないため、良い商品が売れないという事態が起こるのです。

どうやって差別化すればよいか？

情報が溢れている中で今一番のトレンドはコレ！

「サステナブル」

サステナブル（Sustainable）は、sustain（持続する）とable（〜できる）からなる言葉。「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが「サステナブル（Sustainable）」な社会の実現です。

要するに、地球に優しい商品ということです。

方向性としては「エコ」「高耐久」「リサイクル」そして、「飽きの来ないデザイン＝長く使える」ですね。

ここをポイントとして考えることで今後の時代に沿った商品が出来るはずです。

七色良品の商品を例に例えると・・・

「ハロウィンバルーン」「クリスマスバルーン」は、使い捨てではなく「繰り返して使える」。

そして「タペストリー」を含む全商品は、売り上げの１％を公益社団法人へ寄付をしている。

本当に些細なことですが、消費者の立場からすると同じ商品が並んでいたとして、購入するとなったら少しでもサステナブルに貢献できる方を選びます。

まだまだサステナブルな商品は全体的には少ない状況です。

この「サステナブル」という言葉の意味はとても広いため、ぶっちゃけて言うと伝え方次第な部分もあるんじゃないかと思っています。

ぜひ色んな方向から検討してみてください！

本日は以上です。