昔、上司に言われた言葉
10年前の出来事ですが、今でもはっきりと覚えています
今回は商品の話ではなく、社会人になって3年目に上司から言われた言葉の紹介です。
最初に言っておきますが、その言葉は特にスゴイ言葉というわけではないです。
ですが、私にとってはその後の人生を変えてくれる言葉になりました。
仕事でミスをしてしまった時の話
当時、私は営業職をしており、お客様の対応で致命的なミスをしてしまいました。
私は怒られるのがとてもイヤ(みんなそうです!)で、過去にもなにかと言い訳をしてやり過ごしてきた性格でした。
この時も、怒られることなく、何とか打開策が無いのかと考えていました。
そんなとき、何かを察したのか、私の上司が「どうした?」と聞いてきました。
私の上司はというと、頭はボウズで声は低く、顔には不自然な傷があり、まるで「借金の取立て屋」みたいな風貌です。
そんな上司は25歳の私にとってめちゃくちゃ怖い存在でした。
その時の上司は何かを察した顔で鬼気迫ってきたので、私は観念し、怒鳴られるのを覚悟で正直に話したのです。
でも上司からは意外な言葉が返ってきたのです。
「そりゃお前、ごめんちゃいって言うしかないだろ」
私にとっては衝撃でした。
今までそんなおちゃらけたことを言う人じゃないと思っていたので、ごめんちゃいってなんだよと内心突っ込んでいました。
でも、おかげでスッキリしました。だって単純なことだったんです。
“悪いことをしたら謝る”
これだけです。
この出来事がきっかけで、私はミスをしても変に取り繕うことはせず、正直に報告するようになっていきました。
#ホントに当たり前のことを書いていてスミマセン!
それから10年後の出来事
あれから10年が経ち、私も親として子供を叱る立場になっていました。
そんなある日、小学生の長男が誤って隣のマンションのバルコニーにボールを入れてしまったのです。
息子は「あっ」と言い、しばらく考えた後、何事も無く帰ろうとしたのです。
私は「ちょっと待て」と息子を止め、「ボールが他の家のバルコニーに入ったんだから取りに行って」と言うんですが、息子は超が付くほどの人見知りと恥ずかしがり屋な性格のため「行けない・・・」とその場で座り込んで動きません。
私は勿論そのことを知っているので一緒に付いていくから謝ろうと促しますがそれでもダメ。
でもここで何もしなかったら息子の今後の人生はきっと良くないことになるだろうと再度説得。
そこから30分くらい息子と話し、ようやく私と一緒にボールが入った家に謝りに行くことが出来ました。
案の定、ボールがバルコニーに入った方は笑顔でボールを渡してくれました。
息子はめちゃくちゃに怒られると思っていたので「あれっ?」と拍子抜けしてました。
その帰り道、息子に言ったセリフは10年前に上司に言われた一言と同じで
「そりゃ悪いことしたらさ、ごめんちゃいって言うしかないだろ」
でした。息子は妙に納得していました。
間違ったら言い訳をせず素直に謝る。当たり前のことですが、私は25歳の時に初めてその本質を知ったのです。
でも、謝ったらなんでも許してくれるという考えは違いますので乱発は禁物ですよ~
本日は以上です。
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