大好きなプロレスの話をします。ご容赦ください！

筆者はプロレスが大好きです！

プロレスを知ったきっかけは小学校4年生の時です。

母がどこかのレンタルビデオ屋で大仁田厚（元参議院議員）の有刺鉄線電流爆破デスマッチ興行のビデオを借りてきて、それを一緒に観たのが最初です。その時は「この人たちはなんで自ら痛いことをするんだ？」と訳が分からなかったです。でもそこから興味が湧きのめり込んでいきました。

そして小学生ながら、毎週欠かさず深夜2時から始まるプロレス番組を録画して、その録画した日の朝には早起きしてプロレスを観るのが日課となりました。

たまにプロ野球中継が延長したせいで録画がずれてしまった時は人生の終わりだぐらいの勢いで落ち込んでいました。

#当時はVHSでしたので録画しているビデオデッキも古かったのです

【注意】

ここから先はプロレスに興味が無い人は何を言っているのか、分からない部分が多々あります。

少々マニアックにはなりますが、それでも出来る限り分かりやすく書くようにしますので、どうか最後まで記事を読んでいただけると大変嬉しいです。

なお、どうしても分からない表現・文言等は七色良品のホームページから問い合わせをしてもらうか、Google先生で調べてください。

武藤敬司選手がグランドスラムを達成！

2021年2月12日、プロレスリング・ノアでの興行（東京・日本武道館）において、ビッグマッチ『DESTINATION 2021～BACK TO BUDOKAN～ 』を開催しました。ノアが武道館に進出するのは11年ぶりであり、そのメインイベントともなると、その興行の中で最も注目する試合となります。

そしてメインイベントはプロレスリング・ノアが掲げる至極のカード「GHCヘビー級選手権試合」

チャンピオン・潮崎 豪　VS　チャレンジャー・武藤 敬司　です。

チャンピオンの潮崎選手は約1年間にわたり防衛を重ね、チャンピオンベルトを守り抜いた団体の象徴ともいえる人物です。

年齢も38歳とプロレスラーとしては経験・スタミナ・実績を兼ね備えた一番旬な時です。

一方、チャレンジャーの武藤選手はプロレスをかじっている人なら絶対に知っているくらいのプロレス界のスーパースターです。

ですが、現在の年齢は58歳とプロレスラーとしては全盛期を過ぎ、長年の戦いの蓄積から両膝は既にボロボロで満身創痍、そして最近では1年間の闘病生活の末に、右膝に人工関節を入れ試合をしており、正直なところプロレスの適齢期をかなり過ぎてしまった選手です。

ここまでの話から、明らかにチャンピオンが有利だということは明白でしょう！

加えてチャレンジャーの武藤選手は他団体の選手ということもあり、チャンピオンの潮崎選手は絶対に負けられない立場。

そして所属団体プロレスリング・ノアでは11年ぶりとなる日本武道館というビッグマッチ。

ましてや、トリを飾るメインイベントで負けることなど決しては許さないというファンからの無言の圧力もある状況下です。

そんな状況の中、なんとチャレンジャーの武藤選手がベルトを奪取したのです。

それもチャンピオンの技を全て受け切り、相手の良さを存分に引き出した後で勝ったのです。

要するに、結果だけでなく内容においても完ぺきな勝利だったのです。

そしてこの勝利がプロレス界のグランドスラムという歴史的な快挙でした。

プロレスにおいてのグランドスラムとは、

　・アントニオ猪木が創設した新日本プロレスでの最高峰ベルト「IWGPヘビー級」

　・ジャイアント馬場が創設した全日本プロレスでの最高峰ベルト「三冠ヘビー級」

　・三沢光晴が創設したプロレスリング・ノアでの最高峰ベルト「GHCヘビー級」

このプロレス・メジャー３団体が掲げる最高峰のベルト全てを取り、チャンピオンになった人のことを「グランドスラム達成」と定義してます。

これまでのプロレスの歴史の中で、この３団体が掲げる全てのベルトを巻いたことがある人は高山善廣選手・佐々木健介選手の2人だけで、今回の武藤選手で史上3人目のグランドスラム達成です。

今回、チャンピオンの潮崎選手には申し訳ないのですが、私は個人的に武藤選手を応援していました。

武藤選手は、私が昔から大好きな選手であると同時に、58歳という年齢でも成し遂げられる瞬間を見たかったからです。

何歳になってもあきらめない強さ

過去にグランドスラムを達成した高山善廣選手・佐々木健介選手は両方とも42歳の時に達成。

そして今回、武藤選手は58歳でグランドスラムを達成。

私はまだまだ58歳という年齢に達していないので実感は湧かないのですが、この年齢でチャンピオンになり、グランドスラム達成をするのはかなり難しいことです。

いくらスーパースターと言えども、身体能力は全席期に比べ極端に落ちています。

ですが今回の状況は、それでも自らの夢をあきらめずに進み続けた結果、歴史的な快挙を勝ち取ったのです。

この出来事は本当に元気をもらいました。

何歳になっても夢をあきらめなくていいんだ！ということが分かったのですから。

今回分かったこと、それは挑戦することに年齢は関係無いのです。

私はサラリーマンをしている側らでオンラインでバルーンショップをしています。

段々と年齢を重ねていくと、本業にて責任がのし掛かり、挑戦することに対し徐々に不安になってきます。

あとはリスクを恐れてしまうのです。

でもそれは違いました！

リスクを恐れるあまりにやりたいことが出来ないなんて、そんなつまらない人生は無いでしょ！

後悔をするくらいなら挑戦をします。

私の心の師であるアントニオ猪木氏も言っています。

「いつ何時だれの挑戦でも受ける」と。

挑戦することに年齢は関係ありません。

一度きりの人生を悔いのないように、この自分がオーナーである「七色良品」はこれからも新しいことに挑戦し続け成長してまいります。

あらためて、どうぞよろしくお願いいたします。

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本日は以上です。