ハロウィーンバルーンのカタログを新規制作しました

ハロウィーンバルーンセット用のカタログを新たに制作しました。

とてもオシャレなカタログになり大満足です♪

ちなみに、このカタログをどうやって出来たのか？気になる方はおりますでしょうか。

気になる方はこのままブログを読み進めてください。

今回はハロウィーンバルーンセットの撮影の裏側（メイキング）について紹介していきます。

まずはコチラのYoutubeをご覧ください。

これは七色良品のハロウィーンバルーンセットを写真館で撮影したときにビデオカメラで撮った映像です。

めっちゃ癒されるほのぼのとした動画になりました☆

撮影に協力してくれた「ゆうづきちゃん」をはじめ、関係者の方々には本当に感謝です。

では、なぜ写真撮影時の映像を残したのか。理由は３つあります。

１．ハロウィーンバルーンの飾り付けが分からない人のための参考になると思った為

２．カタログがどのように撮影されたのか、裏側が気になる人に伝えたかった為

３．YouTubeが流行っているから！

多くの場合、商品を販売するにあたり「商品を作る過程」を見せることはあまりないです。

・レストランでハンバーグを頼むときのメニューには、綺麗に盛りつけられた完成品しかありません。

・iPhoneをソフトバンクショップで購入するとき、カタログにはどのように作られているかの情報はありません。

・カップラーメンをスーパーで購入するとき、商品パッケージには麺の製造方法は載せられていません。

それは「完成品」にのみ価値があって「制作過程」には価値が無いから載せる必要が無かったからです。

ですがそれは過去の話。今は違います。

・スーパーに売られている野菜は生産者の顔と名前が出ているものがある。

・映画のエンドロールではNG集やメイキング映像が流れるものがある。

・一部のアパレルブランドでは使われる生地の生産場所、加工場所も公表している。

このように製造するまでの裏側を公表することが多くなり、それは今後も増えていくでしょう。

では、なぜ裏側を公表することが多くなったのか。

それは、完成品に差が無くなってきたからです。

インターネットの普及によって、とてつもなく多くの情報が身近に入るようになったことで、大抵のことはインターネットで検索すれば分かるようになりました。

私事ですが、料理をするときにCOOKPADで検索して作ることが多いのですが、COOKPADはとっても便利です。

なぜなら、料理方法から調味料まで細かく記載されているので失敗することが殆ど無いからです。

一昔前まではキューピー3分クッキングの情報を急いでメモして、いざやるぞ！と挑むのですが、3分間の間に完ぺきにメモれるはずもなく、絶対に何かはメモし忘れるので料理の勝率が低かった思い出があります。

では完成品に差が無くなった現在において、完成品をどこで差別化するのか。

それは「制作過程」です。

キングコング・西野氏から学んだメイキングの価値

「えんとつ町のプペル」という絵本をご存知でしょうか。

2020年には映画が大ヒットしたことが記憶に新しいですね。

話は少し脱線しますが、

本屋さんの絵本コーナーで一番目立つ場所に置かれている絵本は何でしょうか。

おそらく「はらぺこあおむし」「ウォーリーをさがせ」は高確率で置いてあります。

でもこの本、実は何十年も前に発売された本なのです。

すなわち、絵本というのは一度売れたら何十年も売れるということです。

そして凄いのは、日本中の誰もが内容の分かりきった絵本でもずっと絵本ランキングの上位にいることです。

そんな特殊な絵本業界の中で、新たなヒット作品を作るのは至難の業です。

では、西野氏はどのようにしてえんとつ町のプペルをヒットさせたのか。

それは絵本の無料公開です。

「はらぺこあおむし」を例にしても分かるように、絵本は内容が知れ渡った後でも一度周知されたらずっと売れ続けるのです。

だからまずは、世間に周知させるために西野氏は無料公開をしたのです。

でも１つ問題があります。

それは無料公開すると収入が無くなってしまうため、絵本制作の資金が不足します。

ではどうしたのでしょうか。

それは、資金を確保するためにオンラインサロン内で「絵本の制作過程の裏側」というコンテンツを販売したのです。

そして、そのオンラインサロンでの収入を絵本制作の資金に充てていったのです。

絵本の完成度が高ければ高いほど、この絵本はどうやって制作されたのか？どういう経緯で制作されたのか？という制作過程が気になるものです。

たとえ完成品が似ていても、制作過程はそれぞれ異なります。オンリーワンです。

だから、制作過程に希少性が生まれ、価値が出るのです。

メイキングの魅力

Amazon等のECショップで「ハロウィーンバルーン」と検索すると、当店のハロウィーンバルーンセットと似た商品がいくつか出てきます。

そしてカタログを見る限り、ほとんど同じように見える商品もあります。

そうなったら完成品に希少性は無くなり、価値が減ってしまいます。

でも、制作過程だけは重なることはありません。

どういった経緯でどういった想いを持ち、商品の販売にまで辿り着いたのか。

その過程が他人と同じになる確率は限りなく0％に近いです。

メイキングはその完成品が制作された過程を知ることのできる貴重なコンテンツです。

今後は「完成品」よりも「メイキング」に価値が出る時代です。

「完成品」を0円で販売して、「メイキング」に料金が発生することが当たり前になってくるでしょう。

当店「七色良品」でもオリジナル商品としての価値を高めるため、制作過程にトコトンこだわっていきます。

今後とも、商品もメイキングも楽しんでもらえたら幸いです。

本日は以上です。