こんな看板を見つけました！

JR代々木駅から徒歩数分の距離で見つけたこの看板。

「東京頭痛クリニック」

とても分かりやすい名前のクリニックです。

東京にある頭痛に特化したクリニックということが一発で分かります。

これはスゴいなと思って写真を撮ってしまいました。

おそらく此処は頭痛以外の診療も可能ですが、そこは宣伝せずに敢えて「頭痛」を前面に出した名前にしているんですね。

今回はこの看板だけを頼りに「なぜ東京頭痛クリニックという名前にしたのか？」ということを深堀りしていきたいと思います！

エリアとして需要はあるか

代々木といったら「代々木ゼミナール」をはじめとする予備校がたくさんあります。

そして、新宿が近いこともあって多くの企業があります。

シンボルとしてdocomoタワーも見えます！

勝手な思い込みですがこのエリアは都内でも「頭痛」に悩む人が多いエリアと想像します。

また人の多い場所ですので競合のクリニックも多いです。

歯医者・小児科・内科・耳鼻科 等々。。。

このようなエリアだからこそ、頭痛に特化することで差別化を図ったのでしょう。

「頭痛」に注目した理由

頭痛に関係する症状といえば、風邪（インフルエンザ・コロナ）、偏頭痛、めまい、歯ぎしり。あとは寝不足・貧血等の生活習慣に関わること。

重い病気の初期症状でも頭痛はあり得ます。例えば脳出血・くも膜下出血とか。

頭痛に特化しているとはいえ、該当する診療科目が多そうですね。

これは専門性を出して門を狭めていると思いきや、該当患者が多いことを見越したことによる集客も考えている高等テクニックを使っているのかもしれないです。

考え方としては、

「頭痛は様々な病気の初期症状である」

　⇒「該当する患者が多い」

　⇒「頭痛に特化した専門のクリニックにしても該当する患者は多い」

　⇒「専門性を出した方が患者は信頼してくれる」

　⇒「該当する患者も多い・専門性も出したい」

　⇒「東京頭痛クリニックだ！」

こんな感じかと。

エリアによってはこの戦法が使えないことも

専門性を前面に出す理由は「競合」が多いことによる差別化のためです。

これに対し、もし競合がいなかったら？

地方の町医者は山口医院・佐藤クリニックといった個人名称のクリニックで、尚且つ、多くの科目を診る傾向にあります。

（内科・神経内科・循環器内科・消化器内科・胃腸内科・小児科・耳鼻科・外科・肛門科・アレルギー科すべてOKとか）

これは単に供給が少ないので多くの科目を診ないと患者さんが困るためです。

このように地元密着で行っているところは個人名称のクリニックで問題ないですね。

当たり前ですが需要と供給のバランスです。

ネットショップでは？

最後に七色良品の場合はどうでしょうか？

エリアはインターネット。すなわち膨大な数の競合がいます。

なので「専門性を出す」ことは必須！！

中途半端な専門性ではすぐにかき消されて見えなくなるでしょう。

総務省が発表しているデータによると、2002年のインターネット全体の情報を10とすると、2020年はなんと6,000倍の6万。

こんなに増えてしまっては少しぐらい尖っているだけではダメなんです。

もっともっと「専門性」を打ち出さないと！

七色良品は「イベントバルーン」「タペストリー」に特化したオンラインショップです。

「思い出に残るお部屋の飾り」をコンセプトにバルーンとタペストリーを組み合わせた装飾を提案しています。

もっともっと商品の勉強をして、より最適なご提案ができるよう精進していきます。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

本日は以上です。